好きなタイプを聞かれたときの話
好きなタイプを聞かれることがある。
と言っても別にオレの事が気になってる女の子が探りを入れてきた、とかではない。
断じて違う。
違うと言っているだろう。
何度も言わせるな。
帰れ。
帰った?
じゃあ続けよう。
好きなタイプを聞かれることがある。そういう話の流れというか、いわゆる社交辞令的に聞かれることは誰でもあると思う。そういうときの話をしている。
ちなみに、自分のことを気になってる異性に探りを入れられる意味で聞かれたことある人、手挙げてもらっていい?
…
帰れ。
帰った?
じゃあ続けよう。
今回オレが問いたいのは、「この質問の回答の正解って何?」ということだ。
この質問、めちゃくちゃ答えにくくないですか?
「好きなタイプ」って。何?女の子をタイプで分類してるってこと?
オレが好きになる可能性がある女の子に共通する特徴を一つ以上答えよ、という問いだよね?
難しすぎ。入試だったら捨て問だろ。
いや、「もっと気楽に考えろよ、誰もそんな興味ないって」という意見はめちゃくちゃわかる。めちゃくちゃわかるし、実際そうだと思う。
でも、この質問の答えがどこかで何か重大な影響を及ぼす可能性が僅かだがある気がしませんか?
風が吹けば桶屋が儲かる。Butterfly Effect。
そういう危険性を、手軽さと共に含む質問なのだ。
そして、もう一つ難点がある。
その手軽さゆえに、「答えに時間をかけるとなんか変な空気になる」という点だ。
「何こいつマジで考えてんの?」ってなる。100%なる。
だから我々としては、卓球の球を打ち返すがごとく、素早く、かつ慎重な対応が求められているということだ。卓球の球を打ち返すがごとくって何??
みなさん納得したということで話を進めます。
最適解を考えたい。
まず考えられるものの一つに、「かわいい」というものがある。
だがこれはまあ論外だろう。「好きな食べ物は?」と聞かれて「おいしい食べ物」と答えるのと同じ。
そんなやつ嫌だろ。
「どうかわいいか」を尋ねられているわけだから、これでは答えになってない。
この辺の論理がわからない人はこれから大変な人生を歩んでいくだろう。
偏見だけど寿司屋とか向いてるかもしれない。
それから、「優しい」という答えもある。
「優しい」。
つまらなくない?
優しい人嫌いなやつなんていないだろ。この答えは、「2億当たったらどうする?」という質問に対する「貯金」に匹敵する。
「あーはいはいはいはい。貯金ね貯金。はいはいはいはい。」ってなりませんか?
この類いの答えって結構ある。
「一つだけ願いが叶うなら?」「いくつでも叶うようにしてもらう」
「無人島に一つだけ何持ってく?」「船」
「ドラえもんの道具で何がほしい?」「四次元ポケット」
「好きなタイプは?」「優しい人」
うるせーーーーー!!!
お前ら一生そうやっとけ!!!
カラオケで君が代とか歌ってろ!!!
文化祭で女装しとけ!!!!
失礼、取り乱した。
全然関係ない方向に矛を向けてしまった。あくまで個人の感想です。
とにかく「優しい」という答えは個人的には無しだ。
じゃあどうするのか、という話はまた次回する。しないかもしれない。
オチが無くてもいいだろ。ブログだし。